——『ウォール街のランダム・ウォーカー』『敗者のゲーム』『株式投資の未来』
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きっかけは「配当?成長?」で頭がこんがらがった夜
投資を始めて3年。
月1万円の配当が目に見えはじめた頃、
X(旧Twitter)は “高配当でFIREだ!” の大合唱。
一方、YouTube では “GAFA こそ正義。テンバガーを狙え” の大歓声。
両方追いかけても成果は伸びず——
当時の私が抱えていた3大ストレス |
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情報過多で行動できない(ニュースとSNSで頭パンク) |
含み損を見るたび胃が痛む(高配当銘柄が下げ止まらない) |
暴落相場=不眠症(寝てもチャートが浮かぶ) |
まさに “投資迷子” でした。
古典3冊との出会い
そんな泥沼から引き上げてくれたのが、積ん読になっていたこの3冊です。
- 『ウォール街のランダム・ウォーカー』 バートン・マルキール
- 『敗者のゲーム』 チャールズ・エリス
- 『株式投資の未来』 ジェレミー・シーゲル
暴落で眠れずページをめくった夜、次の一文が突き刺さりました。
「市場は読めない。読めないゲームに勝とうとするほど、負けが増える。」(ランダム・ウォーカー)
“あ、これ私のことだ” と血の気が引いたのを覚えています。
3冊で解けた3つの呪縛
読む前 | 読んだあと |
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毎日ニュースに振り回される | 「ニュースはエンタメ」と割り切り、週1チェック |
高配当か成長株かで迷走 | VT・VTI・高配当ETFを定率で保有 |
暴落が怖い | 下落=セール とワクワク |
特に『敗者のゲーム』の
「勝つのではなく“負けを減らす”ゲームに切り替えよ」
は、目から鱗どころか網膜が剥がれ落ちた感覚でした。
読後に起きた具体的な変化
✔ 行動
- ポートフォリオを“超”シンプルに
- 株式インデックス 80%
- 米国(VTI)30%
- 全世界(VT)30%
- 高配当ETFや個別株(AAPL・SPYD等)20%
- 債券ETF 20%
- EDV と BND を 1:1
- 売買は年1回のリバランス+NISA枠のみ
- 暴落アラート=買い増しアラート に自動変換
✔ メンタル
- 相場急落の日ほど「今日は何口買える?」とニヤニヤ。
- “投資は投機ではない” と腑に落ちて、下落相場でも熟睡。
- 浮いた時間をブログ更新と猫防災の備蓄チェックに使える余裕。
私がこの3冊を推す3つの理由
- 再現性が高い
- 1920年代からの統計で裏打ち。バブルもコロナショックも「想定内」に変わる。
- 読後すぐ行動が変わる
- 私は読了当日に証券口座を整理→手数料年間1万円カット達成。
- 投資以外の人生が濃くなる
- 迷わないぶんリソースが増える。
- 猫のキャリー訓練やブログの予約投稿に全振りできた。
もし同じ悩みを抱えているなら
- 「高配当?成長株?どっちがいいの」
- 「相場が荒れると眠れない」
- 「情報が多すぎて動けない」
そんな人こそ、まず“古典3冊”を読んでみてください。
迷いのノイズが静まり、長期の視点が腹落ちします。
📚 参考リンク(PR)
『ウォール街のランダム・ウォーカー』
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『敗者のゲーム』
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『株式投資の未来』
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✍️ まとめ──シンプルこそ最強、入金力こそ正義
市場はコントロールできない。
コントロールできるのは、自分のコストと行動だけ。
遠回りに見えて実は最短。
「入金力 × インデックス × 長期」 で、暴落さえも味方にしてしまいましょう。
投資迷子だった私でも変われたのだから、きっとあなたも大丈夫です。
今日もコツコツ、未来の自分と、大切な猫のために。
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