資産運用を本格的に始めてから数年が経ちました。
最近は「増やそうと焦らず、減らさず育てていく」スタイルに落ち着いています。
ただ、私の場合は実家暮らしで家計にお金を入れながら投資を続けているという事情があります。
この記事では、実家暮らしのリアルな家計と、投資をどう組み立てているのかを整理します。
実家暮らし家計のリアル
母(50代後半)はフルタイムパートで、手取りは月13万円ほど。
主な支出はこんな感じです:
- 電気:10,000円
- 通信費:5,000円
- 水道(2ヶ月):10,000円
- ガス:8,000円
- ケータイ:5,000円
- 車検用:5,000円(ローンは完済済み)
- 食費:70,000円
- NHK:2,500円
- +医療費や日用品、ガソリン代
合計すると、ほとんど余裕はなく「毎月ギリギリ」の状態です。
私が実家に入れているお金
私が実家に入れているお金
私は20代後半。正社員ですが現在は休職中です。
- 休職前:月3万円を家計に入れ、さらに投資にも月10万円を回していました
- 現在:家計には今も月3万円程度入れていますが、投資は0円の月も多くなっています
実家暮らしだと「いくら入れるのが普通?」とよく聞かれますが、正直に言えば家庭の状況によって大きく変わります。
私にとっては「入れる金額=家計を助けること+家族の安心感を守ること」になっています。
実家に入れるお金は、家計の補助であると同時に、家族との信頼や安心感を築く大事な要素です。
投資をどう組み立てているか
投資の軸は大きく3つです。
- J-REIT:分配金が毎月入るので「ちょっとした安心感」になる
- 高配当株:年数回の配当を、一部は母への還元(ご飯や小さな旅行)、一部は再投資に回す
- インデックス投資(オルカン):売らずにコツコツ積立。将来の土台をつくる
[補足] 「配当=今を守る」「インデックス=未来を育てる」という役割分担を意識しています。
実家暮らしのお金で気まずい瞬間
一番気まずいのは、母にお金を渡すときです。
母もどこか申し訳なさそうにしていて、私も「もっと入れたいのに」と思うので、お互いに重い空気になることがあります。
投資がくれた小さな喜び
一方で、投資をしてきてよかったと思える瞬間もあります。
分配金で母にご飯を奢れたり、日帰り旅行に行けたりすることです。
贅沢ではなくても、「一緒にご飯を食べる」「景色を見に行く」という時間は、何よりの思い出になります。
投資は数字の増減だけではなく、家族との時間や心の支えにもつながっていると感じています。
実家暮らし投資のメリットと課題
- メリット:家賃がかからない分、投資余力をつくりやすい
- 課題:家に入れる金額と投資額のバランスに常に悩む
- 私の答え:「家計を支える」+「将来を育てる」を両立させること
まとめ
実家暮らしは「楽そう」と言われがちですが、実際には家族のお金の事情と向き合う日々です。
だからこそ、投資を通して「家族基金」のように少しずつ安心を積み上げていくのは有効な方法だと思っています。
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