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トランプショック後の株高に備える、ゆるリバランス術

株価の変動に向き合いながら、資産配分をやさしく整える女性を描いたイラスト。2025年のトランプショック後の株高とゆるリバランスをテーマにした画像 投資副業

2025年、**トランプ米大統領による「関税トランプショック」**で株式市場は一時的に大きく下落しましたが、追加関税の猶予措置や金融緩和観測、AIブームを背景に急速に回復。その後、日経平均・S&P500ともに史上最高値をうかがう展開となっています。一方で、金利高や地政学リスク、日米金利差縮小による円高への反転など、先の読めない材料も依然として山積みです。

「このまま積み立て続けて平気?」
「いま売っておくべき? それとも静観?」

こんなモヤモヤを抱えたまま放置すると、急落時にパニック売りしかねません。
そこで今回は、相場が荒れやすい今こそ見直したい アセットアロケーション(資産配分)の“ゆるリバランス” をご紹介します。


📊 リバランスって何をするの?

リバランスとは、値動きで崩れた資産配分を、あらかじめ決めた目標比率に戻す作業です。

  • 例:株式70%/債券30% → 株高で 80%/20% に乖離
  • 放置すると下落局面でダメージが大きい
  • リバランスでリスクを一定に保つ=“守りの投資”

🤔 いまリバランスすべき? 3 つの判断軸

判断軸YES ならリバランスを考慮
乖離幅目標比率から ±5〜10pt 以上離れた
生活資金生活防衛資金が心許ない/近々大きな出費がある
許容リスク“暴落しても握っていられるか” 自信が揺らいでいる

✔️ 目的は「利益確定」ではなく、リスク調整。
GPIF も年 1 回+乖離幅ルールで淡々と実施しています。


💡 私が実践する “ノーセルリバランス”

「リバランス=売る」ではなく、新規の買付で徐々に整える方法です。

  1. 株式が増えすぎたら ⇒ 今月は債券・マネーファンドに積立変更
  2. 乖離幅が縮まるまで ⇒ 株買いを控え、現金比率を温存
  3. 下落局面 ⇒ 溜めた現金で株式を追加購入(ドルコスト平均の逆張り)

✔️ 売却手数料・税金ゼロ/初心者でもストレス小さめ。


💰 それでも売却リバランスが必要な場面

  • ポートフォリオ規模が 3,000〜5,000 万円超:入金だけでは調整が追いつかない
  • 退職・セミリタイア前:生活費 2〜3 年分の現金を確保したい
  • 金融情勢変化:金利急騰で債券利回りが魅力的になった など

この場合は 「守りの現金化」 と割り切り、
・含み益のある ETF/個別株を一部売却
・売却資金を MMF や短期国債でプール
といった方法でリスクを抑えます。


✅ まとめ|株高+不安定相場でこそ“ゆるく整える”

  • 株高=見直しチャンス。でも慌てて大きく動かさない
  • ノーセルリバランスで手数料もメンタルも軽く
  • 売却リバランスは「生活防衛」や「許容リスク」を基準に判断

“リスクを整える”ことも立派な投資。
トランプショックのような急変に振り回されないよう、
まずはポートフォリオの“現在地”をチェックしてみてくださいね。


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この記事のポイントを 1 分でおさらい👇

  • リスク調整=年 1 回 or ±10pt 乖離で OK
  • 売らずに整える“ノーセルリバランス”が基本
  • 生活防衛資金とメンタルが揺らいだら、一部売却で守りを固める

ゆるい調整でも、「やっておく」と「知らなかった」では雲泥の差。
あなたらしいペースで、今日から“ゆるリバランス”を始めてみませんか?

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