「クーラー停止=命に直結」── 猛暑日に突然の停電が起きたら?
わが家の黒猫 まめちゃん と防災キャンプで検証した室温上昇の実測データと、電気に頼らない冷却アイテムをまとめました。
1. 停電30分で室温は何℃上がる?実測データ
- 開始時:室温27.8℃/湿度54%
- 30分後:室温31.4℃/湿度60% ➡ +3.6℃
猫は体温調整が苦手。室温30℃超えで熱中症リスクが一気に高まります。
2. 猫の命を守る猛暑対策グッズ 5選
- モバイルバッテリー式ファン
風量 1,000 L/min・USB-C充電OK。停電でも 8〜12 h 連続送風。
▶ Amazonでチェック - 保冷ジェルマット(電源不要・二層タイプ)
冷却材+断熱層で 48 h ひんやり持続。
※床にタオルを敷き結露対策を忘れずに。 - 重力式ウォーターディッシュ + 断熱ボウル
ポンプなしで水が落ちる「重力式」は完全無電源。
断熱ステンレスボウル横に 半分凍らせた 1.5 L ペットボトル を置けば水温上昇 −2〜3℃。 - 2 L 冷凍ペットボトル × 発泡スチロールBOX
“簡易クーラー”として 6 h 以上持続。猫ベッドの横に置くだけで体感温度ダウン。 - 遮光90%以上のカーテン&暗幕
直射日光をカットし、室温上昇を抑制。停電時は窓2か所を対角線換気するとさらに効果UP。
3. “停電30分以内”チェックリスト(PDF)
▶ 無料ダウンロード:やること5項目/印刷して冷蔵庫に貼ろう
4. 猛暑停電を経験した飼い主のリアル口コミ
① 電気不要の冷却グッズが高評価
「ジェルマットを買って大正解。停電でもひんやりが続き、猫が自分から乗ってくれた」
② 不安と準備の重要性
「エアコン停止を想像するだけで怖い。電池式ファンとカーテン閉めを常にセットで備えている」
③ 応急処置の限界
濡れタオル+氷タオルは短時間なら有効だが「溶けたら逆効果」。
48 h 持続系マット × 氷ペットの二段構え が安心、との声多数。
④ エアコン自動再起動なし問題
停電復旧後に自動ONしない機種が多い。スマートプラグで遠隔ONする人も。
⑤ 雷雨・ゲリラ豪雨による突発停電
「外出中に停電しないで!」という切実な声。
→ 留守番時は2 L氷×断熱ボウルで最低限の冷却を確保。
⑥ 冷却グッズ効果の実体験
- ジェルマット:初日 26℃ → 3日目 28℃(+2℃)※室温33℃
- 断熱ボウル:氷ペット併用で 4 h 水温 25℃→26.5℃
→ 「電源なし × 複数アイテム」でローテーションするのが鍵。
5. まとめ|今日から“電源いらずの三段構え”を
停電は「いつか」ではなく“いつでも”起こり得ます。
モバイルファン・冷却マット・重力式ウォーター の三段構えで、まめちゃんのように涼しく安全な避難態勢を整えましょう。
コメント