はじめに
休職中の私が 「配当金で安心を得たい。でも成長も捨てたくない」
— そんなワガママを叶えるために辿り着いたのが J‑REIT(不動産投資信託) でした。本記事では、
- J-REIT を選んだ背景
- 実際に買い付けた ETF・個別 REIT の特徴
- 今後の下落時シナリオとマイルール
を“リアル資産額”とともに記録します。同じ悩みを抱える方の参考になれば嬉しいです。
なぜ J‑REIT だったのか?
1. 配当金を「実感」したかった
年間 16 万円のインカムを作れたら、猫のまめちゃんの医療費と月々の固定費が半分カバーできる!
株価が上下しても 分配金はほぼ四半期ごとに振り込まれる。
精神的な安心感が段違いでした。
2. インデックスだけでは「安心が足りない」
VTI / VT / eMAXIS Slim オルカンで世界分散は出来ている。
でも 値動きの荒さにメンタルが揺れる──そのクッションが欲しかった。
3. 金利上昇=スプレッド拡大がチャンスだった
- J‑REIT平均利回り:約 4.9%
- 10年国債利回り :約 1.6%
→ スプレッド ≒ 3.3% = 歴史的に「割安ゾーン」。
「買うなら今かも」と踏み出しました。
実際に買った4銘柄
区分 | コード | 投資額 | ざっくり特徴 |
---|---|---|---|
ETF | 1343 | 約 16 万円 | 東証REIT指数。流動性トップクラス |
ETF | 1488 | 約 16 万円 | 同指数で信託報酬最安級(0.14%) |
ETF | 2556 | 約 9 万円 | 決算月が1・4・7・10で配当平準化 |
個別 | 3269 ADR | 約 31 万円 | 住居特化・都心率高め・増配傾向 |
購入後の手応え
- 配当月がバラけたことで “疑似毎月配当” が完成。
- 4銘柄合計の税引前利回りは 約 4.7%。
- 評価損益はほぼ横ばいだが、分配金が着実に積み上がる安心感が大きい!
下落時のマイルール
- 株価 −20〜30% まではホールド
- 目的はあくまでも分配金。
- 分配金が減配しない限り売らない
- LTV・入居率をチェックし、財務悪化なら部分売却。
- さらなる金利上昇で利回り 5.5% 超えなら追加買い
- 生活防衛資金 60 万円を割らない範囲でスポット投資。
3か月運用して感じたメリット・デメリット
◎ 良かった点
- 月あたり約 13,000 円のインカムが“目で見える”
- 円建て資産が増え、為替変動へのストレスが軽減
- オルカンが下落しても 心理的クッション になる
△ 気になる点
- 金利に敏感。10年国債 2.5% 超なら評価額が沈む
- 個別 REIT(ADR)は決算チェックが必須
- 分配金の税引き後再投資を自分で管理する手間
今後の方針
- 成長エンジン:eMAXIS Slim 全世界株式を下落時に買い増し
- インカム強化:J‑REIT利回り 5.5% 超なら ETF を追加
- 守り:超長期米国債 ETF(EDV)は指値 83/90/95 ドルで利確を待つ
「キャピタル 6:インカム 4」のハイブリッド――
それが今の自分と、まめちゃんの“安心の方程式”です。
おわりに
休職中だからこそ「心を守るお金の流れ」が欲しかった。
J‑REITへの投資は、配当という小さな川を私の家計に引き込む作業だったのかもしれません。
- お金は“守る”と“育てる”の両輪が大切
- 分散こそ最強のメンタルケア
この記事が、同じように迷う誰かのヒントになりますように。
今日も配当通知メールを見て、ほっと一息ついています🐈⬛✨
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