📌 はじめに
この記事では「高配当株で少しずつ不労所得を増やしたい人」のために、両学長の考え方と私自身の基準をもとに、2025年版の日本高配当株リストをまとめました。
✅ なぜこの高配当株を選んだのか?
- 配当利回りが高いだけでなく、業績や財務が安定していて減配リスクが低いこと
- 長期保有ができること
- セクターを分散し、景気変動の影響を分散できること
✅ 高配当株の選び方|7つの基準
1️⃣ 配当利回り:3.5%〜5%以上(目安)
2️⃣ 連続増配 or 減配がない(安定性)
3️⃣ 配当性向:50%〜70%(無理していない)
4️⃣ 自己資本比率が高め(財務が健全)
5️⃣ 業績が安定している(景気に左右されにくい)
6️⃣ 長期保有できる企業か
7️⃣ セクター分散を意識する
✅ 定番の日本高配当株候補(選んだ理由付き)
銘柄 | 想定利回り | セクター | 選んだ理由 |
---|---|---|---|
JT(日本たばこ産業) | 4.5〜5% | 生活必需品 | 世界的ブランドを持ち、安定したキャッシュフローと連続増配実績があり、景気変動にも強い |
KDDI | 3.3% | 通信 | 通信インフラの安定需要があり、長期的な増配と安定した業績が魅力 |
三菱HCキャピタル | 4.0% | 金融(リース) | 総合リース業界の大手で、景気に左右されにくい安定的な収益と健全な財務が特徴 |
三井住友フィナンシャルグループ | 4.5% | 銀行 | 国内有数のメガバンクであり、高配当かつ自己資本比率が高く、長期保有に向いている |
オリックス | 3.5% | 金融(多角化) | 金融だけでなく不動産や再生可能エネルギーなど事業が多角化されており、安定感がある |
ENEOSホールディングス | 4.0% | エネルギー | 日本最大級のエネルギー企業で、インフラとして需要が安定し、安定配当が期待できる |
三菱商事/住友商事 | 3.5〜4% | 総合商社 | 幅広い事業分野で収益源が分散しており、景気変動リスクを軽減できる連続増配企業 |
INPEX | 3.8% | 資源エネルギー | 日本最大の石油・天然ガス開発企業で、エネルギー需要の安定性から配当も安定的 |
商船三井/日本郵船 | 5〜7%(変動大) | 海運 | 市況に連動して利回りが大きく変動するものの、高利回りのため少額分散枠として魅力的 |
✅ 組み合わせの例(分散パターン)
- 生活必需品:JT
- 通信:KDDI
- 金融(リース):三菱HCキャピタル、オリックス
- 銀行:三井住友FG
- エネルギー:ENEOS、INPEX
- 総合商社:三菱商事 or 住友商事
- 海運:商船三井 or 日本郵船(市況型なので少額分散)
✅ セクター比率の一例(目安)
- 生活必需品(JT):15%
- 通信(KDDI):15%
- 金融(リース・多角化)(三菱HCキャピタル・オリックス):25%
- 銀行(三井住友FG):15%
- エネルギー(ENEOS・INPEX):15%
- 総合商社(三菱商事/住友商事):10%
- 海運(商船三井/日本郵船):5%(変動リスクが高いため少額に留める)
📌 最後に
高配当株は「無理にすぐ全部揃えなくてOK」。
景気や相場のタイミングを見ながら、生活必需品 → 通信 → 商社 … のように少しずつ増やすのが正解です。
コメント