こんにちは、カモネギインベスターです。
2025年、株式市場はトランプショック後の混乱を乗り越え、日経平均やS&P500は再び高値圏に突入しています。
私も保有している**VTI(米国全体)やVT(全世界株式)**が大きく上昇し、含み益が増えた一方で、「このまま積立を続けていいの?」「債券ETF(BNDなど)のバランスは崩れていない?」と少し不安にもなります。
この記事では、私自身が実践している**「ゆるリバランス」の考え方と、VTI・VT・BNDのようなETFを使った守りと攻めのバランスの取り方**をご紹介します。
📊 私の現状ポートフォリオ(例)
- VTI(米国全体):40%
- VT(全世界株):35%
- BND(米国債券)+EDV(超長期債):20%
- 現金・MMFなど:5%
今はVTIとVTの評価額が上がり、債券や現金の比率が目標からズレてきています。
💡 リバランスってどうするの?
リバランスとは、値動きで偏った資産配分を、目標比率に戻すことです。
私の目安は以下のとおり:
- 年1回 or 各資産が±10%以上ズレたとき
- 投資先の景気サイクルやリスクを見直したいとき
- 大きなライフイベントがあるとき(転職・退職など)
✅ 今回やったこと:ノーセルリバランス
私は「売らずに整える派」なので、こんな対応をしました。
- これから数ヶ月は VTIとVTの買い付けをストップ
- BNDやMMFへの買い増しを強化(守りの姿勢)
- 追加投資のペースを落として、現金ポジションを増やす
つまり、「上がりすぎた株式を静かに減速、債券を地味に補強」している形です。
🔍 BNDの立ち位置は今こそ大事
2025年現在、米国の利上げは一服しつつあるとの見方が強まり、BNDなど債券ETFの下げ止まり・反発傾向が見えています。
- 利回り水準:約4.5〜5%(BND、EDVなど)
- 株式よりは値動きが安定
- 下落時の“クッション役”として頼れる
今こそ「リスクオフ時の保険」としてのBNDの存在感が増しています。
🤔「売却リバランス」はどう考える?
「リスクが高くなりすぎた」と判断したら、部分的な売却もアリです。
たとえば:
- 含み益のあるVTIを一部売却してMMFや定期預金へ
- 今後の下落に備えて現金を準備しておく
ただし、売却には税金と心理的ハードルがあります。
「やりすぎず、ゆるく整える」くらいでOKです。
✨ まとめ|“今”見直すことで、将来の安心につながる
- 株高=「見直すチャンス」
- ノーセルリバランスなら初心者でも続けやすい
- 債券や現金でリスクを調整する“守りの意識”を忘れずに
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🔚 おわりに
暴落が怖くて投資が止まるよりも、“今できること”を整えておくことが安心につながります。
VTI・VT・BNDのバランスを、ゆるく見直してみてはいかがでしょうか?
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